カルドセプトDSの予想と考察(1)

DS版の概要が発表されましたね。という事で再びDS版の話題。
今回の発表でわかった事は大きく分けてこの四点。

・1をベースに作られている事。

・多数の追加カード、調整カードが有り、
別のゲームと言っても良いバランスになっている事。

・1に有った「種族」の要素が若干改変されて復活していること。

・Wi-fi対戦が出来る


今回は上記のうちの最初の一点について予想や考察をしてみよう。

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・1をベースに作られている事。

サーガの時に「新作は四年は出さない」(だったかな?)
と言っていた武重さんの話を考慮するとこれは当然。
と言うか、カルドセプト位のゲームで
完全な新作がそんなに早く出せる訳は無いのだけど。

新作は出さないって言っていたのに出しているじゃないか、
と怒っている人も多いとは思うけど、これは最初から
新作というのを「四作目」という意味で使っていたと考えると
嘘は言っていないとも考えられる。

基本的にストーリーに変更は無いという事だが、
対人戦がメインのゲームとは言え、追加シナリオの存在は
多少は有るのではないだろうか。

筆者はゲーム性だけでなく、世界観やストーリーも気になる方なので、
そうした追加シナリオが加わり、カルドセプトにまつわる
新たな事実が明かされる事に期待している。


ちょっと深読みすると、もしかすると販売元で有るセガや
ジャムズワークスとしては、後でセカンドもDSで
リメイクして発売するつもりで居るのでは無いのだろうか。

筆者としては、新しいカードが加わり、
一部に調整が行われている時点でとても嬉しい。
以前とは違うバランスのセカンドにも非常に期待を持ってしまう。

また、1とセカンドが続けて発売される事で、カルドセプトというタイトルに
触れる人口が爆発的に増える可能性が有る事にも期待したい。
出来ればDS版カルドセプトの一作目で新たなセプター人口が増え、
周りに布教する若い世代が現れ、更にセカンドでは布教された側も
購入するという形になってくれると理想的だ。


そうすると気になるのはセカンドの移植版のタイトル名。
「カルドセプトセカンドDS」になるのか、
それとも「カルドセプトDSセカンド」になるのか。
いったいどちらなのだろうか。そもそも出ないかも知れないけど(笑)

それともう一つ。これも予想どころか妄想ばかりで
あまりにも気が早すぎる話だが・・・。
DS版セカンドが出た後に、サーガをどうにかしてDSで発売するのかどうか。
もしくは1やセカンド以外でサーガではない、
新しいカルドセプトのタイトルを発売するのかどうか。
それとも、DSでの発売はそこで打ち止めなのかどうか。

常識的に考ればオンリーオンXBOXの壁を越える事は出来ないとは思うが、
何かの形で、シナリオやゲームシステム、ゲームバランス共に
大宮ソフトの手で完全に作り直したサーガを発売して欲しいと思う。

サーガも悪い所は数多く有れど、良い面も多々有る。
カルドセプトという素晴らしいゲームのタイトルの一つとして、
何らかの形でのサーガの新生を見たいものだ。



次回はDS版の予想と考察の続きです。

テーマ : ニンテンドーDS - ジャンル : ゲーム

10周年おめでとうございます

今日でカルドセプトのサターン版が発売されてから
ちょうど10周年になります。

拙いながら私も、感謝の意を込めて小説を書いてみました。
サカイカヲルさんの10周年を祝うブログに投稿させて頂いた
「幻影の故郷」というタイトルのSSです。

カルドセプト10周年を祝うブログ
http://culdanniversary.blog.shinobi.jp/

普段から評論や考察めいた話題はしているものの、
小説の様な媒体での文章の発表はほぼ初めてといって良いものなので、
そこは暖かい目で見守って下さると有りがたいです。


さて、10周年記念の今日、カルドセプトDS版の発表がありました。
今回は緊急に、これについて若干気になる部分について
すっきり解決&有ったら良いなと思う様な推論を。


・どうしてサーガに全く動きが無いのか
これは恐らくバンダイナムコの意向によるものではないでしょうか。
ダウンロードコンテンツやマップ配信などは手間で言えば
そんなにかかる物でもないだろうし、これまでの公式、ACNの
動きを見ていると、単に放置しているという訳でもないでしょう。
何より従来の、少しでもユーザーに喜んで貰おうという姿勢が
どこにも見えないのは、何か外に理由があると考える方が自然です。

なので、実はバンダイナムコがカルドセプトサーガそのものについて
黒歴史として葬りたい、静かに枯れていって欲しいと考えていて、
それでマップ配信やダウンロードコンテンツを拒んでいるなどとは
考えられないでしょうか。

また竹重氏をはじめとするジャムズワークスや、大宮ソフトとしては
本当はその事実を声を大にして言いたいけど、契約上話す事が出来ないとか・・・。

また、私にはわざわざこの時期に2EXのマップ配信を行うのも、上記の様な理由で
サーガには手が出せない現状でも、少しでもユーザーに喜んで欲しい、
そして出来ればこちらの現状を察して欲しい、という
ジャムズワークスや大宮ソフトの方々の無言の訴えの様に思えるのです。


・「ONLY ON XBOX」の表記について
これは、カルドセプトそのものの事を指している訳では無いでしょう。
あくまでカルドセプト「サーガ」がONLY ONなだけであって、
1やセカンドの場合はその限りに非ず、という事だと思われます。


・最も期待される存在、「混在版」
公式発表のコピーライトの所に「1997-2008 Yuzo Koshiro」という表記が
有る所を見ると、DS版では1の曲を使う事はまず間違い無いと思われます。

そうなると、1がそのまま移植される形なのでしょうか。
しかし1がベースで作られるとしても、カードのバランスが
そのままでない可能性も十分有るのではないかと思われます。

例えば1のカードの一部が無くなっていたり、代わりにセカンドのカードが一部出てきたり、
事によるとサーガのカードも出てくるかも知れません。
(ONLY ONがカード一枚に対しても拘束力を持つかも知れませんが)

カルドセプトは数枚カードが加わったり性能変更が有るだけで、
対人戦の環境で言えば、全く違うゲームバランスになります。
DS版も単なる移植に留まらず、セカンドやサーガの一部のカードやルールが加わり、
全く違うながらも良いゲームバランスの独立した作品になってくれていたら、
セプターとしては一番嬉しいところですね。


次回こそ魔力補充手段についての話題で行こうかと思います。

テーマ : Xbox360 - ジャンル : ゲーム

続編発売の可能性(2)

(1)ではジャムズワークスがカルドセプトに対して
何か勘違いをしている、若しくは
過剰な期待を抱いていたのではないか?
という事について書いた。

ここでは、そうしたデータと現状を見て
続編発売の可能性についてツッコんでみたいと思う。

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元々MFのカルドチームがジャムズワークスという形に
独立したのは、 先述の様な勘違いをした上で、
チーム内でカルドセプトの権益を還元できる様にした
ものでは無いかとも考えられる。

で、彼らがカルドを手がけてPS版、DC版、PS2版、360版と来て。
現状を見るに…どうやら、その過剰な期待や勘違いは
未だに改められていないのでは無いかと感じる。
ジャムズワークスはまだカルドセプトが
爆発的に売れる夢を見続けているのではないだろうか。

恐らくはこういう発想で。
PS版が爆発的に売れなかったのはネット対戦が無かったから。
DC版が爆発的に売れなかったのは
現行機種の中でのシェアが低かったから。
PS2版が以下略なのはネット対戦が以下略で
360版が以下略なのは現行機種以下略。

もしかすると、流石にジャムズワークスの人達も
そこまで盲目的では無いかも知れない。
もう現実を理解しているかも知れない。

…ただ、仮にカルドセプトの敷居の高さ、
間口の狭さを理解しているとしても。

今回の変更点からはまた別の意図が見てとれるのだ。
例えば、マップ上のクリーチャーの見た目をリアルにしたのは、
「カルドセプトは日本の市場には合わないかも知れないが
海外でなら爆発的に売れる」と言った様な
新たな勘違いが元になっているのではないか、と。

「海外でカルドが爆発的に売れなかったのは
ネット対戦が無いのもあるが、マップ上の
キャラクターがリアルじゃないからで、
それらをクリア出来れば売れるだろう。
しかも360は海外、それも北米でのシェアが
非常に高くてネット対戦も出来る。
これでヒットしないはずがない。」

…とか、更にそんな感じの勘違いをしている気もする。

で、今回爆発的なヒットが飛ばない理由づけは
「バグや分裂などで対戦環境が満足行くものじゃ
無かったから」とか、そんな具合で。
良くも悪くも懲りてない気がします。



まぁ、懲りる云々以前にジャムズワークスのソフトで
ある程度売れている、つまり稼げて
知名度もあって、夢が見れるソフトは
カルドセプトシリーズしか無いってのも有るのだけど・・・。

つまりジャムズワークスが現実を見据えていたとしても、
やる事もやれる事も、取る行動も大して変わらない。
やっぱりカルドを作らざるを得ない。

そこで開発元の大宮ソフトをせっつく訳ですが、
大宮の人達は今回の騒動でカルドに萎えてたり、
アーモダイン(※1)を作った後でも、カルドばかりじゃなくて
他の物が作りたいと考えているかも知れない。

しかしそのアーモダインがあまり売れてなかったりするので
結局大宮ソフトとして存続していく為には
カルドセプトを作らないと立ち行かない、
という微妙な台所事情もありそうだ。

ただ、別に大宮ソフトという形式にこだわらない場合、
個人として分裂する可能性も出てくる。
そうなった時にカルドセプトがまだ作られているかは…
ちょっと想像がつかない。

筆者がカルドセプトの続編が出る可能性は
かなり高いのではないかと先に言ったのは
大体そういった理由によるもの。

ともあれ、ユーザーがサーガに納得していようが、
失望していようが、大宮ソフトの方々がクリエーターとして
カルドセプトに飽いていようが・・・カルドセプトの続編そのものは
望まれている訳だし、竹重氏を初めとするジャムズワークスの
方々には今回の事で挫ける事もなくカルドセプトの続編を
作り続けて欲しい。

PS2版の売り上げを見る限りでは、
爆発的とまではいかないものの、かなりのヒットを
飛ばせるだけの力はあるのだろうし。

ただ、サーガやその続編がより多くのゲーマーの心に訴えかけるには
現状では、上記とはまた別の勘違いにより
少々無理が有る様に思えるので、
そこを改善した上で、原点回帰的なカルドセプトを
作る必要が出てくるだろうと思われる。

この手の話はまた別の角度からもう少し書く必要が有るので、
また後日にでも。

続編発売の可能性(1)

サーガの公式大会が中止になってしまいました。
パッチが当たる前のネットでの対戦環境や、
バグ、フリーズなどを見るに一部では、
「もうカルドセプトの続編は出ないんじゃないか」とか、
「公式大会は二度とやらないんじゃないか」とか
そういう話も囁かれています。

なので、セプターの皆さんがちょっと安心出来そうな持論を
昔話やジャムズワークスの事などから予測したりしてみる。
結論から言うと、続編が発売される可能性はかなり高いです。
以下は延々とその論拠を。


・カルドセプトへの過剰な期待
以前、セプターズギルド(※1)か、何かの雑誌かで
PS版以降からのカルドセプトシリーズを
プロデューサーとして担当している竹重氏が、
「ゆくゆくはカルドをトランプや将棋と
同等の存在にしたい」等と発言していた。


カルドセプトの面白さはセプターであれば誰でも解る。
また、将棋やマージャンの様な知的なゲームが好きな層には
非常に好まれるのも解る話だ。

だが、カルドセプトは他の知的なゲームと比較して
遥かに時間と手間がかかる。
独自のルールを理解する事からはじまり、
数百種類のカードを覚えて、CPU、または
人と対戦する事でカードを入手し、
自分でブックを作って用意しなくてはならない。

カルドセプトはじっくり遊んではじめて味が解るもので、
ちょっと気軽に、で出来るゲームでは無い。
軽く遊ぶには非常に敷居が高い存在なのだ。

そう考えればカルドセプトを麻雀やトランプの様に
国民的ゲームにするという発想はそもそも勘違い、
過剰な期待と言えるだろう。

では、どうしてこういう勘違いが起こったのか。
考えられる限りでの推測を展開してみよう。

元々、竹重氏をはじめとするジャムズワークスの
初期メンバーはMF(※2)の特定のゲームを
担当していたチームだったと思われる。

どうも件のセプターズギルドなどを見るに、
彼ら自身もかなり熱心なセプターだった様だ。
最初はカルドセプトが好きだった、面白いと考え
PS版の話をプロデュースという形で
大宮ソフトに持ちかけたのでは無いだろうか。

確かに自分達が心の底から面白いと思えて、
しかもそれを仲間内で共有出来る環境が有れば、
「みんなも面白いと思ってくれるに違いない」
という錯覚が生まれるのも無理は無いと思う。

皆さんも友人にカルドセプトをやらせようとして
失敗した経験が数多く有るに違いない。
・・・筆者もそのクチである(笑

当時、竹重氏をはじめとするMFのカルドチームは、
SSと違い、PSの大きな市場ならカルドセプトで
ゲーム業界に一大ムーブメントを起こせる、
国民的ゲームに出来る、と本気で錯覚していた様だ。

例の「国民的ゲームにする」発言も
そういった錯覚を素直に表したものだと言える。
また、この錯覚が本気だった事を裏付ける例が幾つかある。

例えば。大会、中でも公式大会はどういった目的で
開かれているのか。プレイヤーを盛り上げ、
ソフトの購買欲を高めたり、メディア等を用いた
宣伝効果、有る意味での権威付けの役割もあるだろう。

第一回の公式大会は堂に入ったものだった。
赤い絨毯が敷き詰められ、豪華な雰囲気の広い会場。
遠方からの参加者には全員の交通費が出て、
一人一人にホテルの一室が用意されるといった具合。
一体、どれだけの費用がかかっていた事か。

だが、将来的に国民的ゲームとなるビデオゲームの
第一回大会の権威付けという意味であるなら、
この異例の待遇もおかしな話ではない。
カルドセプトを国民的ゲームに、という勘違いを含んだ、
大掛かりな宣伝だったとも言える。

(2)に続く。


※1 メディアファクトリーから刊行されたPS版1の雑誌。
おまけシナリオや追加マップ等が入ったファンディスク付き。
Vol.2まで発売されている。
現在でもAMAZONなどで購入する事が出来る。

※2 メディアファクトリー。PS版1、DC版2の
プロデュース等に携わる。SS版以降のカルドセプトを普及させた
功労者。古いセプターにとっては僥倖であり、
弊害でもある存在。